ビギナーな私がOSS Gateワークショップでメンターをしてみました
先週放送大学の単位認定試験が終わって楽になりつつ、ちゃんと単位が取れているか不安な私ですが、試験の最中に、私にとって3回目のOSS Gateワークショップに行ってきました。
1月に初めて参加した時のことは記事に書きましたが、私にとって刺激的な体験でした。その後記事にはしていませんけど、3月にもう一回参加していました。その時の作業のメモはこちらです。
OSS Gateに関する話し合いはgitterとかGitHubのissuesで行われていて、今回参加するまでの間に変化がありました。
- “参加者"がメンターを指しているのか受講者を指しているのか分からないので、“ビギナー"と呼ぶことになった
- ビギナーやメンターをさらにフォローするサポートメンター(仮称)という役割が出来た
- 札幌方面でもワークショップが始まるらしい
という感じです。
それで、今回のワークショップの話に入るんですけど、私としては2回の参加を通してOSS Gateが言うところのOSS開発未経験者からOSS開発経験者になったのですから、メンターにチャレンジするのもありなんじゃないかと思えるようになってきましたので、メンターとして参加してみました。
会場はクラウドワークスさん提供で、ガーデンプレイスタワーの中でした。今までのコデアルさんの会場もアットホーム感があって良かったですが、今回は広々としていました。
集まった人数は20人ちょっとぐらいで、doorkeeperの参加予定人数からは予測がつきにくい(結構キャンセルが出る)ながらも、着実に人が増えている感じがします。私が参加した初回なんかは両手にメンターという状況だったわけですが、今回は両手にビギナーという状況でした。
メンターというと、相手の様子にあわせて的確なアドバイスをしなきゃいけないんじゃないか…とか考えちゃってゴリゴリ緊張するんですが、「一緒になって考える」ことが大事です、という話が始まる前にあって、ハッとしました。
さらに言えば、OSS Gateの門をくぐるのはやっぱりビギナーの方々自身なので、メンターである私は基本的にその様子を見てあげるだけで良いのだと気づきました。
もっと普遍的な話をすると、その人が今まで到達したことがない目標に向かって少しずつ近づいていく様子を見ていると、なんだか勝手に嬉しくなってしまって、自然と声を掛けてました。
ビギナーさんが最初に設定した目標と別のところに進んでいった時も、それはそれで得られるものがありそうなので、そのまま見守るのに努めたりしました。ただ、詰まっている時なんかアドバイスの出しどころが難しいと思ったところはいくつかありましたね。実際いくつか、ビギナーさんの作業の流れを遮ってまで言うことだったかなぁ…という反省点があります。
あと、ビギナーさんとアップストリームへ送るメッセージを考えるところで時間が終わってしまったので、メッセージについてアドバイスがちゃんとできるだろうか…という不安が残りました。まあゆっくり向き合っていきたいと思います。
サポートメンターについてですが、うまく機能しているように思いました。私が片方のビギナーさんと話している時に、サポートメンターさんがフォローしてくださっていましたし、私がどういう方針でいけばいいか迷った時も相談に乗ってくださいました。どんどん手法が洗練されていって、色々な場所でOSS Gateが開かれればと思います。
ついでに書きますが、バーガーキングが超食いたかったので、みなさんが三越の方で弁当を買いに行く列から抜けだして、ダブルバーベキューバーガーのセットを買いました。
…と、こういう感じでした。一日中楽しく取り組めました。OSSに関わるのにも、メンターをやるのにも、不安がありましたが、ふたを開けてみれば楽しかった。OSS Gateはそういう良さがあるように思います。初めて参加したビギナーやメンターの方はどう感じましたか?
まだ参加したことのない方ももし興味がありましたら、東京で9月24日と11月26日に開催予定ですし、札幌のほうでも始まるようなので、是非申し込んでみて下さい!